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【読書感想】「これが僕の回答である。 / 押井守」
さてさて

アニメ監督として もとい 映画監督とし名を馳せる

押井守監督の著作について 今回は感想を書きますよん






CAM00336.jpg

-------

一重に、等身大の押井守が読める本。

あいにくと、カルト的にまで押井ファンというわけではないので、

残念ながらこの本を“神だ!”などとのたまう気はさらさら無い。

さらに言えば、おそらく書かれた本人もこういう感想を欲しているように思うのが、“何も中身が無い本”である。もっとも、こんな書き方をすればだいたいの著名な人が書いたコラムなりエッセイは“中身が無い”に統一されてしまうのだが^^;

それでも、押井監督の 映画に対する考え方 アニメに対する目線 技術のとらえ方 監督としての生き方 を実にロジカルに、そして若干の皮肉っぽい言葉でもって書かれているのは面白い。

本の出版は2004年と今から考えると約10年前と、サブカルの時代テンポからすればかなりの昔になってしまうのだけれど、しかしここで指摘している問題というのはまさに今、様々な箇所で明確な課題として浮き彫りになっている問題ばかりで、なかなかどうして着眼点が鋭くまた当時ですらこのような悲哀と憐れみをもってすれば、今なんて一体どんな思いで製作現場に身を置いているのだろう と考えてしまうくらいである。

おそらく、著作の中での言葉に関して本人が言ってしまっているのだが、“引用”も多いのだろう。魅力的な言葉がたくさんあった。

“システム”から生み出されるアニメーション、映画。

“身体性の獲得”というアニメーションの最大の命題にして不可避な課題。

戦術的な演出と戦略的な演出。


この他にも実にたくさんの言葉を見て、なるほどと脳内で手をたたいたものだ。


とにもかくにも、日頃インタビュー動画では斜に構えて皮肉しか言わないような人だが、こうして等身大で徒然な内容を読むとやはり一個人の人間なんだなと思ってしまう。

もっとも、監督としてのストイックな部分を見れば“凄絶な”人にも見えるわけだが^^;


一つ、この著作を読んで今のアニメ業界に照らし合わせたいのはやはり“作家性”だ。

もっとも、私としてはこの“作家性”は、監督が浮き出すものなのか、評価によって獲得するものなのかわからないので、言葉の定義は非常にあいまいになってしまうが。

それでもなお、この著作で“映画”を語る上において“作家性”が薄れてきたのと同様に、アニメもまた“作家性”を失ってきつつあるのは確かである。

辛辣な言葉だが、ヤマカンが“バカがアニメを見るときに税を”みたいな話をしていたが、正直この話を真っ向から“無いわ”と言える勇気が私にはない。

周囲のアニメに対する感想を見てもそうなのだが、批判する時は本質に近づいた目線で批判するくせに、誉めるときは本質なぞ全く見向きもせず、表層のヴィジュアルのみに特化しているのだ。

「アニメなんて趣味なんだから好きに見させろ」

「主観的なものなんだから他人が(ry」

そもそも、主観性を盾にして感想を守るのならばはじめからそんなもの“発信”しなければいいのだ。ただアニメを見、ただ寝ればいい。

他者へ発信すること自体、その行為に及ぶ時点で主観性は薄れまた手放す必要が出てくる。そうして初めて“評価”が成立し、良作が日の目を浴びるのだ。

はっきりいって、キャラ萌えだの声優だのでアニメを語ってやれアレは駄作だのなんだのと言うことが恥ずかしくないのか?と耳を疑ってしまう。他に比較する作品の“知識”が無いと自ら言っているようなものだ。


とまぁ、あまりこの辺を熱く語ると本題からズレるのでこの辺にしておこう。


まぁ、とにもかくにも。

押井守を知りたい人なら読んでみてはいかがかな?


以上
その他 | 【2013-05-16(Thu) 17:39:47】
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細心(旧:MANAx2)

Author:細心(旧:MANAx2)
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