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【読書感想】「ヘッドライン / 今野敏」
今回はここ最近の ライト な感じから一転、少々お堅い警察ものでござぃ

とはいうものの、エンターテイメント小説なので気軽に読めるのですが


さ、久しぶりの今野敏作品いってみよー!


CAM00364.jpg


 ヘッドライン―――。

 主人公のテレビ局所属遊軍記者・布施と継続捜査に当たっている刑事の黒田がおもわぬところから、タッグを組み捜査に当たるというもの。

メインの舞台がテレビ局ということで、今野敏作品の警察物にしては珍しく、刑事事件をテレビ局側という外側から見る視点をくれるのが今回の作品の特徴だろうか。

今までは、捜査を進める刑事そのものがメインだったために、警察の内側から見た事件捜査と群像劇だったのが、今回は黒田という刑事はいるものの、捜査のカギとなる情報はなんと、遊軍記者の布施からもたらされることになっている。


 あらすじはひょんなところから布施は1年前の猟奇的殺人事件を見直していた。そこに、偶然にも同じ事件を継続捜査という形でずっと追いかけている黒田が、居酒屋で布施とである。そこで、黒田は布施のカマかけにかかり、自分が事件を捜査していることを見抜かれてしまう。しかし、布施から何気なくもたらされる情報は黒田にとって非常に有意義なものだった。そこで黒田は思いもかけない行動にでる。それは、“刑事が記者にはりつく”ということだった。記者が刑事に張り付くことはあっても、その逆など到底あり得るものではない。そんな事態を容認してしまうほどに、人懐っこく誰からも好かれるのが布施だった。布施の人脈はその人柄から、多岐に渡りいつしか黒田は布施に期待を抱くようになる。そして捜査は布施という記者を中心に回り続け―――。


とまぁ、こんな感じなのだが。今作のキャラクターは、一重に布施と鳩村の掛け合いをあえて語りたい。今野敏作品においては、たびたび“掴みどころがない部下”と“それに振り回される上司”が登場する。今作もこれに当たる。自由気ままで飄々としている布施に対して、いつも苦言を呈しては眉間にしわを寄せる鳩村。テレビ局サイドにおけるこの組み合わせは、どこか 安積班の安積と速水、あるいはSFシリーズの百合根と青山を連想させられるのは私だけだろうか。

しかし、つかみどころがないのは、飄々とする中にきちんとした実績があることだ。今作でも、布施の働きは何よりも大きく、鳩村も口に出さないながらキチンと認めているあたりなんとも微笑ましい。

今後、黒田と布施もさることながら、鳩村が布施に対してどう接していくのがも見ものかもしれない。


派手な逮捕劇は無いものの、テレビ局ならではのクライマックスとして“中継映像をおさえる”というのは、これまた心躍るシーンであった。


当シリーズもこれから先、期待して追いかけたいものだ。


以上

小説 | 【2013-08-03(Sat) 11:00:21】
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細心(旧:MANAx2)

Author:細心(旧:MANAx2)
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