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【読書感想】「 岳飛伝 十三 / 北方 謙三」
書くたびに長い、とぼやいてはや何年が経つというのだろうか。

このシリーズも、四十七巻目になるのかな?高校自分から追いかけた物語も、気づけば十年近くが経っている。

自身の環境が変わるたび、味が変わるのも本の醍醐味なのかな。

さ、感想にいってみようかい。


DSC_0520.jpg

今巻、なんといっても印象深いのは史進の逆鱗と、李俊の大跳躍ではないだろうか。無論、ここには源太の男気も含まれるわけだが。

しかし、切ない。李俊だ。この男の切なさはいったいどこまでいけば報われるのか。
サモン島を奪回し、トサ湊についた時にはすでに……。

会うなんてことをせず、書簡から始めたやり取り。儚い両想いはそうして結びつくはずだったのに。
最後に死地から戻り、日本へ向かった時はすでに時遅し。
風にかき消えた声がどうか、ケイエイに届くよう。
これは涙なしには読めない、じっくりと心にしみこむ愛。たまらない、李俊は作品の中で、どこまで歳をとってもハードボイルドなのだ。

そして、読者の心の故郷にして、梁山泊の不可侵領域である子午山。
纏わるものの多くが閃光のような生を全うしたなか、いまだなお苛烈に生きる史進。
不可侵の場へと進軍してしまった、カイリョウ王。
史進の子午の山へと戻る機会は、奇しくも軍としてなのが、考えさせられる。
そして、このときほど、遊撃隊の強さを描いたものものそうあるまい。
いまはなき、黒騎兵や青騎兵がいれば。
生き残るということはどういうことなのか、をただただ考え死地をさまよっていた史進に、死を求めさせない絶好の戦場になっていた。
歳老いてなお、その存在を稟と放つ史進には本当に色んなことを考えさせられる。

王進に赤子同然のようにひねられ、置いて行かれ、子午山にたどり着き、鍛えられていたころの若き史進が懐かしい。

物語は終焉に向けて、動きは国のスケールへと遷移していく。

金と南宋、そして梁山泊に岳飛。

替天行道は、尽忠報国はどんな姿を見せるのか。終わってほしいし、終わってほしくないなぁ!!
感想 | 【2015-08-12(Wed) 14:06:06】
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細心(旧:MANAx2)

Author:細心(旧:MANAx2)
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